愛する者の死 
「愛する者の死」という作家の室井佑月さんの記事が、週間朝日の4月30日号に載っていた。埼玉県の山林に、たくさんのペットの死骸が捨てられていたという事件を扱っていた。
私も、あの事件をテレビのニュースで見た時、「なんてひどいことをするんだろう。もしも自分のペットのことだったら、どんな気持になるのだろう。」怒りと悲しみが沸き起こった。
ペットの多くは、家族の一員として大切にされ、彼らは無償の愛を私達飼い主に注いでくれる。子育てが終わって、夫は仕事人間で、一番身近な存在がペットだという主婦、都会の一人暮らしで話し相手はペットだけというOL,一人っ子でペットが兄弟のような存在だった男の子、もちろん家族全員でペットを愛し育てている場合も含めて、家族同様のペットの死は深い悲しみを伴う。室井さんは、その事件が報道された時、子犬を飼い始め、その子の体調が急におかしくなって病院に預けたこともあって、現場に落ちていた折鶴から子犬の死を連想してしまったそうだ。なので、逮捕された業者の顔が、家族をあの世に連れていってしまう死神に思え、番組の中で酷く詰ってしまったが、その業者が連日マスコミで顔と名前を晒されるほど悪人といえるのだろうか・・・と、かえって自分の子犬が死んだらどうしようという不安をその男にぶつけてしまったと反省したそうだ。
男のしたことは、家族の一員であったペットを思う飼い主の気持を踏みにじる行為だが、それと似たようなビジネスが他にもたくさんあるとも書いている。私は、その男が動物を虐待したり殺したりしたわけじゃないとしても、やっぱり酷い行為をしたと責められるべきなのではと思う。ペットが生命あるものとして扱われていない現在、殺されても器物損壊罪にしか問われないことが、いくら会社の利益を上げたかったといえ、山林に捨ててしまったことに繋がるのでないかと思う。
失った家族(ペットだけでなく人間も)に、出来る限りのことをしてあげたいと思う気持につけこむ商売が多くあるにしても、「人の気持につけこんで・・・」と激怒する人はいるのかな?と室井さんは書いている。人は、愛していた者に対し「そこまでやった自分」という事実にすがって、落ち着こうとしているんじゃないか、落ち着かないとわかっていても。亡くなった者に対して、まだ何か出来ることはないかと探してしまう。本当はもうなにも出来ることがないことを認めるのが辛くてとも書いている。そうなのかもしれない。でも、なにも出来ることがないことを認めることができて、人は悲しみを乗り越えていくのではと思う。もうなにもしてあげることがなくても、心の中で辛い思い出より、楽しかった思い出が多くなった時、その人がペットを愛した、ペットと共に過ごした時間をいつでも好きな時に思い出すことができるようになった時、悲しみが100%消えないとしても、人は前を向いて歩いていけるのではないだろうか?ペットロスに陥ってしまっている方達にそういうサポートができるように、心がけていたい。
ありがとう、グリちゃん 
酸素室に入っていたプレーリードッグのグリが、12月29日天国に旅立ちました。末期ガンで、ほとんど動くこともできなかったグリ。最後は穏やかに、静かに、ひっそりと。合掌。
手術をした後、お腹の毛をかってしまったので、なかなか毛がはえてこなくて。やっと傷が隠れるぐらいにチョロチョロ毛がはえてきていたグリ。縦一文字のお腹の傷もなんのその、元気にしていたグリ。手術の後、なぜかプレーリードッグ用のフードを食べなくなり、インコのペレットしか口にしなくなったグリ。まだまだ元気でいてくれるんだ・・・・・と思っていたのに。具合が悪くなってから、別れまでがあっという間もないぐらいでした。
娘が毎日、身体をふいたり、流動食を口に入れたり。1日に何回か・・・・その一生懸命さに心うたれる日々でした。そして、別れ。すぐにお葬儀をするのも寂しい気がして、年が明けて1月2日に「ペットPaPa」という手作りペットセレモニーの方に来ていただくお願いをしました。その会社の高橋さんは、ペットロスを勉強なさった方で、時期は一緒ではありませんでしたが、私と同じ先生です。
当日、グリをたくさんのお花で覆ってあげました。「グリちゃん、今までありがとう。」ピンクのバラやデージー、スイトピー、カーネーションの一輪ずつに感謝を込めて。今にも動きだすんじゃないかなと思えるほど、グリはいつもと変わりなく見えました。
娘と二人でお骨を拾いました。小さな、小さなお骨でした。
高橋さんが、すべて終わって帰られる時に、「これをどうぞ。グリちゃんをイメージして作ってもらいました。なぜかメガネをかけているんですけれど。」と淡い黄色のペーパーに包まれた小さな花束を下さいました。ドライフラワーで作られたグリがパステルトーンのお花の中にいました。「花が枯れても、ドライフラワーで作ってあるので、グリちゃんはそのままです。」高橋さんの言葉が、私の心に沁みこみました。
ターミナルケア
プレーリードッグのグリは、7歳。プレーリーの寿命は8〜9歳らしいので、もうおじいちゃん。
飼い始めた時は、まるまるしていて、抱っこされても何しても、おおらかだったので、私は「大仏、大仏・・・」って呼んだりしていました。
昨年だったか、身体を触ると、しこりが見つかったのですが、手術となると全身麻酔が必要で、小さな動物にはすごい負担がかかるということで、様子をみていました。ご縁があって、全身麻酔は確かに危険も伴うけれど、だからといって治療をしないのも・・・・とこちらが納得いくまで、話し合いをして下さった獣医の方と出会って。グリは手術を受けました。胃がんでした。手術は成功したのですが、肺や肝臓にも転移していました。
日に日に、痩せ衰えていくグリの姿は、元気だった頃を知っているから余計に辛いものがありました。呼吸するのも苦しいらしく、ぜいぜいしている様子は、胸が痛みました。末期ということで、もう手の施しようはないそうです。娘が、「酸素室を借りたい。」と言ってきました。
家には、プレーリードッグがもう一匹、チワワ、すっぽんもどき、オカメインコ、中型のインコが2羽、スズメがいます。私達、人間ももちろん、生きものには死が必ず訪れます。幼いうちは、この子達と別れが来るなんで、考えもしませんでした。
ターミナルケアは、人間もペットも一緒だと思います。
どこまで、何をどうしてあげられるのか、したくても経済的なこと、体力的なこと、いろいろなことが関わってくると思います。どんなに手を尽くしても、後悔はつきものなのかもしれません。
いろいろと検討した結果、酸素室をレンタルすることにしました。グリの呼吸が少しでも楽になってくれてらなって思います。ハムスターのような小動物用とか種類があるのに、驚きました。
ずーっと一緒だったムギと離れての酸素室暮らし。二匹で身体を寄せ合っていたぬくもりを感じられない今、グリはどんな思いでいるのでしょう?ほとんど動くこともありません。彼にとって今、どうしてあげるのが幸福なのか・・・・答えが見つからないまま、日々が過ぎていっています。
動物福祉のスペシャリストをお迎えして
先日、特定非営利活動法人 ひとと動物のかかわり研究会主催の「世界一おバカな犬が教えてくれたこと『マーリー』から見る 動物の幸せ、人の幸せのセミナーに出席してきました。
私は、その映画は見ていなかったのですが、とても興味深いセミナーでした。
動物福祉のスペシャリストである、ウィリアム・サミュエル博士のお話は、ユーモアを交えながら、動物達の生きる権利を、私達一人一人の心に浸みゆくものだったと思います。
サミュエル博士の研究テーマは、「ヒューメイン・エデュケーション」だそうです。「ペットに優しく接し、命ある生きものを慈悲深くあつかう」ことを教えるということ。
「生きものに苦痛を与えたり、殺したりすることを喜ぶ者は、自分の仲間にも慈悲深く、恵み深くしないだろう。子ども達は生きているものを殺したり、苦しめたりすることに嫌悪感を示すように育てられるべきである。」と「ヒューメン・エデュケーション」すなわち「動物愛護教育」が強調することです。
でも残念ながら、「動物福祉」や「動物愛護教育」というタイトルでは、多くの人の関心を集めることは難しいそうです。ペットを飼っている人や飼っていない人にとっても、「動物福祉」「動物虐待」「飼育放棄」「殺処分」という話題は、身近であるようでいて、別の次元の話としかとらえられていないことが多いそうです。
そこで、今回は、全米でベストセラーとなり、映画化され、日本でも上映された映画を題材にわかりやすく、「動物愛護教育」がどのようなことなのかというセミナーが開かれたということです。
日本でも、動物の愛護と管理に関する法律は、少しずつですが、改定されていっているようです。でも、動物を殺しても、器物損壊材として扱われています。命あるものが、器物として処理されてしまうのです。
家族の一員として、迎えいれられた動物を、人間の身勝手な理由から、簡単に殺処分の道に送られてしまう動物達の多いこと。もちろん、日本だけではありませんが。殺処分されている動物の数の多さから、それは人間が種をまいている疫病と喩えられているそうです。私も同感です。
博士は、犬達が人間のボディランゲージを読む能力は、人間が犬達のを読むより高いと言われました。今回は、犬の映画を通しての講演だったので、犬の話題がほとんどでした。
アメリカでは、犬や猫をプレゼントにすることがよくあるそうですが、博士は考えなければいけないことは、彼らを他のおもちゃと同様の扱いとして送られることも少なくないことが問題だとおしゃっていらっしゃいました。プレゼントといえば、クリスマスや誕生日が主流です。でも、本来、子犬や子猫や静かな環境に迎えいれられてこそ、母親から離された不安や新しい環境に慣れる意味でも、クリスマスや誕生日など賑やかな環境は彼らにとって、ふさわしいとはいえないのではないでしょうか?
人間中心でなく、命あるものとして、動物達と接することができるようになる社会を目指したいと思います。私も、自分でできることから、動物達が、安心して生きる権利を全うできる日が訪れることを願って、実行していきたいと思います。少なくとも、今自分が飼っているペット達を、一生世話をする、可愛がることをちゃんとしようと思います。
動物達は、私達が呼吸しているように、彼らも生きているということを今一度、いいえ何度でも考えてほしいと思います。
安楽死の問題
動物と会話ができるハイジのTV番組を見ました。長年番犬として、飼い主の家族を守ってきたのに、原因不明の病気になり、寝たきりの状態になってしまったシェパード12歳、ランディの話でした。飼い主の家族の方達は、2時間おきに体位を変えたり、食事や水をあげる時は抱きかかえて、食べやすいようにしてあげたり、それこそ一緒懸命です。ランディは、時折何かを訴えるかのように声をだしていました。病院で、治療方法がもうなく、余命いくばくも無いといわれてしまっている状態の時に、ハイジに来てもらったのです。
安楽死の問題は、とても難しいことでもあります。人間の場合は、自分で判断してその希望をだすことができますが、動物はそれができません。私は、自分が飼っていたペットを安楽死させるかどうかということになったことはありません。でも判断を下さなければならないということになって、もし治療の方法が全くなく、とても耐えられないような痛みをともなっていると医師から伝えられたら、納得いくまで話し合い、安楽死もありかなと思っていました。
でもその考えは、番組を見て???に変わりました。ランディは飼い主の家族を守ることにとても誇りを持っていたそうです。そしてそれができなくなってしまったことが、とてもつらく苦しくてたまらないと。自分の片足を何本かの指が欠損するほど噛んだのも、自分が動けなくなってしまったことが、歩けなくなってしまったことが信じられず確かめたかったのだそうです。その家には、もう一匹、キャバリアのミミが飼われていました。以前の飼い主から満足にえさをもらえず、さまよっているところをまだ元気だったランディにやさしく迎え入れてもらい、一緒に生活するようになったとのことでした。
ランディは自分が苦しくてつらくてたまらないのに、ミミがずっとこの家にいられるかどうか心配していたそうです。自分が大変な時に、他の犬を思いやる気持を持っていたなんて。
私は動物と話すことができません。ハイジが伝えてくれていることが事実かどうか確認することもできません。でも・・・・・ランディは、その家族とずっと一緒にいたいんだそうです。生きていたいんだそうです。自分がたとえ動けなくても、苦しくても飼い主の家族と生きていたい。ハイジが伝える言葉ひとつひとつが私の胸にぐぐいっと入ってきました。
動物は言葉を話すことができません。私達が動物とコミュニケーションをとりたいと思っても、あくまで人間の想像の範囲でのことです。
動物の場合、安楽死を決めるのは私達人間です。すべての動物がどんな状態であれ、生きていたい、大好きな家族と一緒にいたいと思っているかもしれないということは、安楽死は動物にとってすごくむごいことになってしまいます。人間の都合なのですから。動物が高齢になってからの介護の問題、病気の治療代の問題、飼い主の体力の問題など様々なことが関わってきます。安楽死の問題についてもこれからいろいろ勉強していきたいと思います。私は今、自分が飼っているペット達がどんな状況になろうとも、最期まで看取ってあげたいなと思っています。
あなたは、動物、広範囲になってしまうので、ペットの安楽死についてどんなお考えをお持ちでしょうか?
「ペットロスカウンセリング講座 1日セミナー」を終えて
3月21日に日本ペットロス協会主催の研修会で「ペットの虐待」についてお話をさせていただきました。ひと口に虐待といっても、様々なケースがあります。いろいろな要因が関わっています。虐待に関する資料を読むのは、とても辛いものがあります。でも、何かのご縁で関わった問題ですし、あってはならないものだと思うので、もっと掘り下げて調べていこうと思います。
義務づけられてはいませんが、マイクロチップを入れて子犬を販売しているお店が多くなっているとのこと。捨ててしまったりしても、飼い主がわかるようになることはとてもいいことだと思います。
知り合いの獣医さんに聞いた話です。病院に虐待されていた犬が連れてこられることがあるそうです。捨てられていたのを見つけた方が保護して、看護してもらってよかったのですが、マイクロチップから飼い主を割りだしても、「以前飼っていたけれど、友人にあげたからもう関係ない。」と言われてしまったそうです。ペットを飼ったら、一生世話をするのはあたりまえのことです。ペットは安心して生きる権利を持っていると思います。もちろん、病気とかどうしても飼えなくなってしまうこともあるかもしれませんが。
日本の刑法では、他人が飼っている犬や猫を殺しても、器物損壊罪にしかならず、駐車場で車を壊すのとペットを殺すのは同じレベルです。生命あるものを殺しても、器物損壊としていること自体、おかしいと思います。ペットは物ではありません。動物の法的地位をきちんと生命あるものとして認めてほしいと思います。
ただ可愛いからだけでは、ペットは飼えません。そのペットの特徴を知ることも大切です。飼い主の環境も考慮しなければなりません。もちろん三日坊主はもってのほかです。
ペット達は今の飼い主に大切に、終生愛され続けることを望んでいます。ペット達は私達に無償の愛を提供してくれます。ペット達は決して飼い主を裏切りません。
ペット虐待の問題を生み出すのは、私達人間側にあります。飼い主がペットと共に幸せな生活ができるように、心がけることが大切だと思います。ペットを飼っている飼い主一人一人が、ペットは安心して生きる権利を持っているのだということを今一度考えてもらいたいと思います。ペットの虐待がどうしておこるのか?これからいろいろな方向から考えていきたいと思います。
ペットロス・カウンセリング講座1日セミナーのお知らせ
来年のお話です。
2009年3月21日(土)18:00〜 川崎市文化財団研修室(新百合21ビル B2)でペットロス・カウンセリング講座1日セミナーが開かれます。年に二回、春と秋に行われています。
これは、ペットロスがどういうものなのか、どう対処するといいのかなど、ペットロスについていろいろな方面から勉強していこうというセミナーです。また高齢期や終末期にあるペットと暮すうえでどんなことが必要なのかも学べます。
日本ペットロス協会代表の吉田千史先生のお話や伴侶動物との別れを癒す会主宰であり、作家であるカタリナ房子さん、アイペット探偵局代表でペットレスキューの第一人者である白澤実氏の講演があります。私もお話をさせていただくことになりました。
ペットを飼っている方、ペット関係のお仕事をされている方、されようと考えている方・・・・・・
とても勉強になると思います。
参加なさってはいかがでしょう?
参加費はお一人¥6,000です。
お問合せ、お申込は、日本ペットロス協会までお電話でお願いします。
п@* 044−966−0445 (平日11:00〜19:00)
☆ウサギの里親探し、ご協力お願いしま〜す!
人間の勝手で河川敷や川沿いの道に捨てられてしまったうさぎ達。
そんなうさぎ達のお世話をしている方がいらっしゃいます。
とても大変なことだと思います。
保護した雀のヒナ一羽の世話でも、大変だと思うのに・・・・・。(私事ですが)でかちゃんやちゃちゃちゃんは病気の治療中。
屋外の飼育小屋でなく、室内でお世話できる方を探していらっしゃいます。
これから寒くなる季節、うさぎちゃん達を温かい室内でケアして下さる方、ぜひぜひお願いします。
あったかい人間はいっぱいいるんだよ。
うさぎちゃん達に、そんなメッセージが伝えられたらいいなと思います
右の画像をクリックして詳細をご覧ください。
連絡先⇒utakun_usagi@yahoo.co.jp / 090-1210-2970 飯野
お空に帰ったチワワ
名古屋で生後4ヶ月のチワワを散歩させていたら、前を歩いていた男性が突然近づいてきて、チワワを蹴り上げ死亡させたというニュースがあった。
耳にした時、アナウンサーが言sっていることが信じられなかった。
生後4ヶ月といったら、ましてチワワでしょう・・・・・
どんなに小さいことか。
警察でその男性は、「怖かった。」と供述したらしい。
どんなに小さくても、犬が怖いという人を私も何人か知っている。
小さい時に犬に噛まれたことがあるからとか、追いかけられたからとか理由は様々だ。
それは仕方がないことだと思う。
でも、少なくとも誰も突然蹴ったりはしない。殺したりはしない。
自分より弱いものに暴力を振るう人の話題が最近ニュースでよく流れるような気がする。
その男性がどうしてそういうことをしてしまったのかということより、そういう男性にさせてしまったのは何なのか、どういうことがあるとそういう男性になってしまうのか・・・・・・そういうことをきちんと調べることも大切なのではないだろうか?
飼い主の方のお悲しみを思うと、ジンジン心が痛くなる。
あまりにも突然の出来事だったから、その子を守る術もなかったのだと思う。
どうぞ、何もしてあげられなかったとご自分を責めたりなさらないで下さいね。
行き場のない悲しみと怒りがどれ程のものか・・・・・・
二度と起こらないでほしいと思う。
女性誌に掲載されました。
「ウェルエイジウーマン」という女性誌に紹介されました。
ペットロスは社会的認知がまだまだですが、少しずつ広めていけたらと思います。

ペットロスの問題
国内で飼われている犬と猫の総数が、14歳までの子供人口を上回ったという記事が2005年12月の毎日新聞に載っていました。
ペットは私達にとって、時には最良の友人だったり、恋人だったり、母親だったり、子供だったりいろいろな側面をもっています。
「ペットロス」という言葉を知っていますか?大切なペットを失う体験の総称で、病気や老衰などからくる死別であったり、行方不明や盗難などによる生別であったり原因は様々です。
☆ちょっと気になったこと☆
新聞に 幼児のアトピーにペットの猫やうさぎなどが影響を与えているという記事が載っていました。犬は問題がなかったそうです。アトピーの原因も様々言われています。確かに猫やうさぎなどが乳幼児のアトピー発症に関っているのも事実なのでしょう。私が気になったというのは、子供のアトピーはペットのせいだったのだと、今飼っている猫やうさぎやハムスターなどを飼うのをやめてしまう人がでてこないかということです。考え過ぎかもしれませんが。少なくとも今猫やうさぎなどを飼っている方は、どうしたらお子さんのことも考えて、アトピーをひどくしないようにとか治るようにしていけるのかをペットのことも一緒に考えてみてほしいなと思います。「そんなことを思うことじたい、私達猫ちゃん、うさぎちゃん、ハムスターちゃんなど愛好家に失礼よ!」こういう声ばかり聞こえてくることを望みます。
ことに核家族化によって、ペットが家族の一員あるいはそれ以上の存在になっていた場合、ペットを失ったことで深い悲しみに襲われ、心理的・精神的不調をきたしてしまうことが多くあります。心理的には、悲嘆、抑うつ、怒り、後悔の念、虚脱感などがあらわれたり、身体的には、不眠、食欲不振、頭痛、疲労感などを伴います。
でもこれらの症状は、大切なペットを失った悲しみが癒える為に必要な心身の正常な反応です。ペットを失って、悲しんだり落ちこんだりするのは極めて自然な姿なのです。全然悲しまない方がおかしいのです。深い悲しみはそれだけペットを愛していた証拠でもあるのです。ですから、周囲の人たちもそのことを理解して、「ペットが死んだぐらいで、そんなに悲しむなんて」とか「新しいペットを飼えばいいじゃない」などと言わないで、そのことを配慮してあげる必要があるのです。
ペットロスの症状には個人差がありますが、いろいろな心身の変化を経て通常は回復までに半月から数ヶ月を要します。なかには病的な悲嘆やうつ病などに至る場合もあるので、たかだかペットロスなどと考えないで下さい。
私は2005年の1月に12年半近く一緒にいたチワワのランディを失くしました。(赤いペッドにオカメインコのソラと一緒に写っているのがランディです。)思いも寄らぬ突然の別れでした。ペットロスカウンセラーの存在を知り、勉強を始めようとした矢先のことでした。ランディが私のために身をもってペットロスの体験をさせてくれたのかと、悲しみはより深いものがありました。(勝手な思い込みかもしれませんが・・・・・)
まず彼の死を信じられませんでした。虚脱感が私を襲い、悲しみや後悔、怒りなどいろいろな感情が私の中に次々とやってきました。「あんなに元気だったのに・・・」「病院でもどこも悪くないって言われたのに・・・」「何か兆候があったのに気がつかなかったのかしら?」「先生の診断ミスだったのじゃないのかしら・・・?」涙が止まりませんでした。
ランディが天使になって3日後、私の悲しみが癒えぬ間もなく、娘が新しいチワワの子犬を連れてきてしまいました。私がひどく落ち込んでしまうのを心配してくれてのことでした。正直迷いました。新しいペットを飼う余裕が私の中にはまだありませんでした。でも心配してくれている娘の気持ちはうれしかったし、何よりきっとその子は縁あって家にきたのだと動物好きの私はその子を受けいれることにしました。青いリボンをつけているのがその子チワワのチャッピィです。すっかり我が家の一員です。
私の家には、チャッピィの他に、オカメインコのソラ、コガネメキシコインコの先生、プレーリィドッグのグリとムギ、すっぽんもどきのまめ蔵がいます。とってもにぎやかです。
彼らともいつの日か別れがくることでしょう。考えると辛いですが。今でもランディとよく散歩した道を通ったり、写真を見たりすると目頭のあたりがジ〜ンとしてきて、涙がでてしまうことがあります。もう一度この手で抱きしめたいなと思ったりもします。でもランディを失った悲しみよりも、ランディと過ごした楽しかった思い出が私の心を温めて、やさしい気持ちにさせてくれることの方が多くなっています。たくさんのありがとうに変わっています。
ペットを新しく飼う時に、普通別れの日がくることを考えることはないでしょう?
でも、例外を除いて、ペットは自分より寿命が短いということを自覚しましょう。大切なペットだけれど、いなくなった時のことを考えて、常にペットとの心の距離を取っておきましょう。ペットを通じて、仲間作りをしておきましょう。ペットロスの正しい知識を持ちましょう。予防も大切なことです。
ペットロスになったら、心の中の悲しみを恥ずかしがらずに、全部出してしまいましょう。家族やペット仲間や聞いてくれる人に自分の思いを話しましょう。周囲の無理解や偏見を気にしないようにしましょう。何もしないでじっとしていると、ストレスが強くなってしまうのでペットの写真を整理してアルバム作りをしたり、ペットの絵を描いたり、無理がない程度の作業をしましょう。
もしもペットロスになって、身近にあなたの悲しみを話せる人がいなかった時、私でよかったら、ご連絡下さいね。ボランティアでお話を伺っています。メールでお問い合わせ下さいね。
※このページの写真は全て私のペット達です。
☆ペット供養の新しい形の提案☆
福島県会津若松市の宗教用具メーカーのお店が、ペット供養の「ni-no ni-no(ニーノ ニーノ)」を立ち上げました。
※ホームページ » http://www.ni-no-ni-no.com/
新しくペットを飼う時に、いつかこの子との別れがくるのだと思う人はいないと思います。
いつまでも、いつまでもずーっと一緒にいたい・・・いてくれる・・・そう思うのではないでしょうか?
でも・・・・・悲しくてつらいけれど、別れは必ず訪れます。
大切にしていたペットのご供養の形は様々だと思います。
こうしなければいけないということはありません。
「ニーノ ニーノ」の商品は、シンプルで、素材が自然で、温もりを感じさせてくれます。
ペットを亡くされた方達の悲しみが少しでも癒えるように、そんなやさしさの中で考えられ、作られたそうです。
こういう形のご供養もあるのだということで・・・・・
「ニーノ ニーノ」のホームページをご紹介しておきますね。
私は、3年前に亡くなったチワワのランディのお骨を自分の部屋に置いてあります。
以前にも書きましたが、私が死んだら、一緒に散骨してもらおうと思っています。愛していたペットをどうご供養するのかは、ご自分が納得する方法でいいのだと思います。
これからも、こういう形があるとか、こんな方法もあるとかご紹介していきたいを思っています。
「私はこうしています。」「こんなやり方があります。」よしよろしければ、メールいただければと思います。
天使になったペットへの手紙
大切にしていた、家族の一員だったペットが亡くなってしまって・・・・・
どんなに悲しいことかと思います。
もう一度この手で抱っこしたい・・・・・
一緒に散歩したい・・・・・
帰った時、玄関で待っていてくれたらな・・・・
天国で幸福にしているかな?
さびしがっていないかな?
いろいろな思いがあると思います。
天使になったペットへ、あなたからの手紙を書いてみませんか?
『ママは、○○ちゃんがいなくなってしまって、寂しくて、寂しくてたまりません。
でも、いつかきっと元気になるね。こんなに泣いてばかりいたら、○○ちゃんがきっと心配しちゃうものね。』
『治療きつかったのに、最期までよくがんばったね。
痛かったでしょう。辛かったでしょう。
早く病気に気がついてあげていればよかったのに。本当にごめんね。
毎日、毎日自分を責めています。
あの時、あなたが少し元気ないと思ったのに、病院に連れていこうかなと思ったのに・・・・・
忙しさにかまけて、まさか大変な病気にかかっているなんて思わなかったから。
後悔ばかりしています。
それなのに、最期の時まであなたは私を信じきった目をしていましたね。
本当にごめんなさい。悔やんでも悔やんでも悔やみきれません。
あなたに会いたい。
会って、「ごめんなさい。」を伝えたいです。』
誰に見せるものではありません。
亡くなったペットだけが、読むあなたからの手紙。
思ったままの今のあなたの気持ちを書いてみませんか?
ペットからどんな返事がくるのか、想像して書いてみるのもいいかもしれません。
最後に私が想像して書いた今は天使になったチワワのランディからの手紙をご紹介します。
『天国の僕からエリさんに・・・・・・
東京は今、雨の季節。
散歩が大好きだった僕を、雨の日でも、自宅の近くの屋根がある広場に車で連れて行ってくれたね。散歩は好きだけど、濡れるのは嫌いだった僕のために。
寝るのがどんなに遅くなっても、夏は道路が焼けて熱いからと、毎朝5時に起きて、僕を散歩に連れて行ってくれたね。
鬼怒川には2回行ったね。
猿山にも登ったね。僕を抱っこしているエリさんの後を、猿たちがゾロゾロついて回って、おもしろかったね。一緒の部屋に泊まって、楽しかったね。温泉は湯気がモウモウしていて、怖くて僕は入れなかったね。
ヒデくんやユキちゃんが、「犬を飼いたい。」と言った日。「今日はペットショップに見に行くだけよ。」と言っていたはずなのに、僕と目が合ったら、そのまま僕の飼い主になったエリさん。エリさんと一緒にいられて、とっても楽しかったよ。
僕が初めて散歩に出かけた日、リードが外れてしまって、名前を呼んでも止まらない僕のことを必死で追いかけてくれたね。心配させちゃったね。
僕は元気に、暮らしているよ。
エリさんがいないのはさびしいけれど、友達もいっぱいできたよ。
だからエリさんも元気をだしてね。
またいつか会える日まで。
空の上からエリさんのこと見ているよ。
ランディ
これは、ランディが突然天使になってしまってから、半年ぐらい後に書いたものです。
ペットの遺骨をどうするか?
火葬にした後のペットの遺骨をどうするかは、人それぞれだと思います。自分のライフスタイルや経済的なことを考えて、自分でどうするかを決めていいと思います。
火葬していただいた霊園やお寺に納骨するのもいいし、自宅に置いておくのもいいかもしれません。お庭があれば、埋葬するのもいいですね。私は、自分の部屋に、13歳で亡くなったチワワのランディの遺骨を置いてあります。娘には、「私が死んだら、一緒に散骨してね。」と頼んであります。
今飼っているチャッピィは、今年の9月で3歳になります。彼もいつかは天使になってしまうでしょう。もちろん今はチャッピィが亡くなるなんて想像できませんが・・・・・。きっとチャッピィの遺骨も私は自宅に置いておくことでしょう。
先月(6月)、友人のお母様が可愛がっていらした柴犬の太郎くんが19歳で亡くなりました。そのお母様はしばらく太郎くんの遺骨をご自宅に置いておくとのことでした。毎日お線香をあげられているそうです。お庭に太郎くんの思い出に記念樹を植えられたそうです。
生活を一緒に、共にしてくれたペットへの「ありがとう・・・」を自分なりに表現できたらなと思います。
カラーセラピー・カウンセリング Open Heart
TEL / 03-3214-3747 E-mail / info@open-heart.biz
代表者 / 本多 英里
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